メディカルスポーツトレーナーを目指す時に何から勉強していいかわからないと思われる方は多いと思います。
私は柔道整復師と鍼灸師の資格をもってスポーツトレーナーとして活動しておりますがこれらの資格をとる時の勉強とスポーツトレーナーとして活動する知識は同じ部分もあるのですが、違う部分も多いです。
そのためどこから手をつけいいかわからない方も多く、困ると思います。基本はわからない事をそのままにせず壁に当たるたびにその知識を蓄えるという勉強法が一番だと思います。
しかし普段から基礎知識を蓄える事によって成長の加速度は上がると思います。
今回ご紹介する記事は私が10年以上スポーツトレーナーとして活動してきた中で出会った本の中でこれは読んでほしいと思う本をご紹介していきたいと思います。
新版 トレーナーズ・バイブル
この本はトレーナーとして働くうえで大切な障害の度合いのテスト法などが載っており大変参考になります。トレーナーを目指すなら一度は目を通しておきたい内容になっています。内容は次の三部構成となっています。
第1部 効果的なスポーツ健康管理システムの準備と確立
第2部 スポーツ傷害の予防および傷害を最小限に抑えるテクニック
第3部 特定の傷害および状況の認識と管理
スポーツトレーナーの勉強のためのまさにバイブル=教科書となっています。
少し古い本ですがトレーナーとして最初に読むのにはいいのじゃないでしょうか。特に今は中古本が多いのでいいと思います。
運動療法のための 機能解剖学的触診技術
触診は基本技術ですが奥が深く難しい分野です。柔道整復師や鍼灸師の資格のために学校に行ってもこの触診の勉強はおそらく、圧倒的に足りません。触診は捻挫、肉離れなどの障害の時の判断にも非常に大事になります。
解剖学の知識を頭に入れて正確な触診をすることによって、施術も診断も格段にレベルが上がります。この本は触診技術を会得するのにすごいためになります。カラー写真も多く細かく書かれております。また臨床に直結するような解剖学的な知識についてもたくさん書かれています。
ベテランセラピストから駆けだしまで幅広い人にオススメな良書です。私はいまだに困った時に開く本のひとつです。
触診はどんなセラピストにも必須の能力です。非常にわかりやすく書いてありますので必携です。
正しく理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書
トレーナーにとって大事なのが姿勢の考え方です。どのスポーツにとっても正しい姿勢を獲得することによって得られるメリットは大きいです。そのためには正しい姿勢を知ることはとても大事なことだといえます。
この本は姿勢の事について3Dイラストをでわかりやすく書いてあります。文章も非常にわかりやすいですし、3Dイラストで視覚的にも理解のしやすい内容になっています。また、それぞれのセクションでおすすめのストレッチとエクササイズの記載もありますので初学者には最適だと思います。
内容を入力してください。
キネシオテーピング最新メソッド キネシオテーピング・アスレチックテーピング併用テクニック―スポーツ障害の痛みを抑え、保護、リハビリ効果を高める
スポーツトレーナーにとってテーピングの技術を会得するのは一番最初にあこがれる技術だと思います。私もそうでした(笑)
駆け出しの頃かっこよく巻けたらいいなっていつも思っていました。
この本はテーピングの技術に関してかなり細かく書いてあります。テーピングの本を一冊欲しいといえば私は絶対この本をお勧めします。
同じ金額ではこの本の内容は絶対得られません。それに安い本は一般の方向けが多いのでセラピストを目指す人間にはすぐ使えない内容になってしまいます。この本は内容を基礎とできますのでどんどんアレンジができていけますので絶対欲しい本になります。
運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学
まあ説明のいらないぐらいの超有名本です。整形外科疾患を解剖学的、運動学的に紐解いた良書です。スポーツトレーナーが日頃診るスポーツ疾患について非常に内容の濃い1冊になっています。
整形外科疾患の考え方を非常にわかりやすく書かれています。スポーツトレーナー以外のセラピストも必ず目を通したい本です。
筋骨格系のキネシオロジー
スポーツトレーナーにとって運動学は必ず必要になる知識です。この本は内容としては少し難しいですがスポーツトレーナーにとって必要な運動学な知識がぎっしり入った本です。関節の運動について内容が多く非常に役に立ちます。私も困った時に開く1冊のひとつです。
多少高額な本なのですが私は初版もカラーになった2版も3番も買っています、安くはなかったですがそれ以上に価値のある1冊だと思っております。この本のおかげで施術のひらめきが多くなってきます。
困った時の基本になっている本です。版を重ねるごとに情報も増えていっています。
為になることが盛りだくさんですよ!
まとめ
スポーツトレーナーにとって毎日が勉強の日々になります。インプットしたことをアウトプットをし続けるのが大事な勉強になります。