鍼灸師に紹介したい肩関節障害の臨床でおすすめの本

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こんにちは!鍼灸スキルアップ塾の陣内です。

今回は『鍼灸師に紹介したい肩関節障害の臨床でおすすめの本』について書いていきたいと思います。

今回は肩関節障害のときに私が普段参考にしている本をご紹介していきます。

肩関節は鍼灸臨床では非常に多いのでいろいろ困ることも多いと思います。是非参考にしてみてください。

基本的に鍼灸の本ではないですが紹介する本の知識をもとに鍼灸の施術を行うと効果が高いです。

目次

肩関節拘縮の評価と運動療法

まず鍼灸臨床において一番多いのがいわゆる五十肩、四十肩といわれる凍結肩といわれる肩関節の拘縮です。

拘縮についての考えがかなりしっかり分かる2冊になります。拘縮の知識がわかれば鍼灸でどこまでできるか、医師との連携で上手くいくようになるかがわかります。

それに運動療法がわかれば、鍼灸施術後に運動療法を加えれば拘縮の改善がかなり効果が期待できます。かなりおすすめになります。

肩関節理学療法マネジメント−機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く

この本は肩のバイメカから運動療法まで網羅している本になります。

野球などを始めとする投球障害が多く書かれていますが、肩関節障害の臨床についてかなりヒントになる内容が多いです。

もちろん拘縮肩のことにも書かれておりかなりおすすめです。

これらの知識を持ちながら鍼灸を行うことは非常に重要だと思います。

機能でみる 船橋整形外科方式 肩と肘のリハビリテーション

船橋整形グループの第一線で活躍されている先生方の知識、経験がふんだんに盛り込まれています。

患部の評価だけではなく、患部外の機能評価についても書かれており非常に参考になります。

大体の共著の本はたくさんの施設の先生方で書かれているのでコンセプトが少しづつ違いが出ますが、この本はグループ院の先生方だ書かれているので非常にまとまった内容となっています。

結果の出せる整形外科理学療法−運動連鎖から全身をみる

肩関節ではなく運動連鎖について多く書かれた良書です。肩関節については巨匠の山口光國先生が書かれていて非常にわかりやすく書かれています。

運動連鎖について知りたかったらまずここを見てほしいです。

肩関節の運動連鎖が知りたい方はこちらもおすすめです。

でもまず運動連鎖について大きく知りたい方は、『結果の出せる整形外科理学療法−運動連鎖から全身をみる』のほうがおすすめになります。

適切な判断を導くための 整形外科徒手検査法−エビデンスに基づく評価精度と検査のポイント

後になりましたが、まず大事なのは評価になります。そのために必要な要素の一つになるのがスペシャルテストです。それについてしっかりまとめてあるのがこの本です。

しっかりした評価は医師との共通言語になるので評価は重要です。

鍼灸の教育の中ではなかなか習わないことも多く書かれていますので非常に参考になると思います。

特異度と感度をしっかり知っておくのは重要です。

運動療法のための 機能解剖学的触診技術 上肢

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肩関節だけではないのですが臨床で重要なのは触診ですね。

この本は触診についてかなり細かく書いてありますし、触診と解剖学を臨床につながるように書いてあります。

ベッドサイドにはおいておきたい本だと思います。

まとめ

今回は私が肩関節の臨床で特に読み込んでいる本をご紹介しました。

見てわかるように鍼灸の本は一つもありませんw

しかし、鍼灸の本を読むとそのままやってしまうことが多いんのですがこれらの本を読みながらイメージを膨らませたり、基礎知識を増やしていくほうが臨床で役に立つことが私的には非常に多いです。

普段の先生方の臨床の一助になれれば幸いと思います。

最後までご覧くださりありがとうございました。

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