小殿筋と中殿筋の刺鍼で分ける方法

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こんにちは!鍼灸スキルアップ塾の陣内です。

今回の動画の紹介は『小殿筋と中殿筋の刺鍼で分ける方法』です。

当チャンネルは視聴者の方々やブログをご覧になっていただいている方々のおかげで運営が出来ております。

簡単なご質問でもどんどん投げかけてください。

TwitterでDMなどしていただくとお答えできますのでよろしくお願いします。

今回の記事は実際にご質問頂いた内容の動画についてご紹介していきます。

目次

ご質問

実際に頂いたご質問はこちらになります。

殿部の刺鍼の深さの決め方ですね。中殿筋と小殿筋の境が分かるとしっかり刺鍼するのが分けれると思います。

殿部は刺鍼することも多い部位になるのでしっかり目的をもって刺鍼することが重要です。

なんとなく鍼をうつより明確な目的をもって刺鍼しましょう。

今回の動画は普段行っておきたい練習の一つになります。

鍼先の感覚がしっかりわかるようになれば刺鍼の層が分かるようになります。

実際の刺鍼の動画

実際の刺鍼は動画を見ていただいた方が鍼の流れもわかると思いますので是非ご覧になってください。

中殿筋と小殿筋の刺鍼の静止画

ここからはダイジェスト的に刺鍼の静止画をご紹介していきます。

まず大転子と腸骨稜を確認します。

大転子から上方に少しずつ触っていくと段差がかくっとある所があります。そこを前後に触っていくと凡その前殿筋線の位置が分かります。小殿筋、中殿筋を確実に触り分ける事は難しいですがおおよその小殿筋の位置が把握できます。

つまり段差より下方の深層には小殿筋がある事が分かると思います。

セイリンのGtypeの3寸を使用しています。

まず上から刺鍼していくとまず大殿筋に当たって刺鍼していきます。大殿筋をつき抜けるあたりで一度鍼が引っ掛かる感覚があると思います。そこから刺鍼を深めると中殿筋に当たります。

また同じように層を抜けると小殿筋に当たります。

小殿筋に鍼が当たっていると大転子の前方に停止する小殿筋が電気鍼で収縮するのが分かると思います。

中殿筋は同じように大転子に終わりますが、外側に終わるため大転子前方が収縮する事がありません。

小殿筋を刺鍼した鍼を一度皮下まで引き抜いてもう一度刺入をしていきます。

大殿筋を貫いて中殿筋に刺入が出来た所で鍼をとどめましょう。

そこで通電を行うと大転子前方では収縮しませんが外側部での収縮が蝕知する事が出来ます。

このように鍼尖の感覚を掴めるようになれば中殿筋と小殿筋の刺鍼分けが出来るようになります。

鍼先の感覚と解剖学的なイメージが出来ると出来るようになりますよ。

まとめ

今回はYouTubeにあったご質問に対してお答えをしていきました。

鍼先の感覚はすごい大事です。これが出来るだけでかなり臨床の幅が広がると思います。

臨床の一助になればと思います。

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