運動鍼のやり方シンスプリント編

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こんにちは!鍼灸スキルアップ塾の陣内です。

運動鍼のやり方の第2弾です。

前回は首の運動鍼でしたが今回はシンスプリント編です。

首の運動鍼はこちらからどうぞ!

https://sinkyu-skillup-jyuku.com/acupuncture/post-88/

目次

シンスプリントの運動鍼

シンスプリントはスポーツ障害の中でも有名なスポーツ障害ですよね。

その分シンスプリントで困っている患者さん、アスリートは多いです。

施術方法は様々な方法があると思いますがどうしても最後に症状が残ってしまうことがあります。

その時に運動鍼は非常に効果を出せる時があります。

最後の仕上げとして運動鍼を知っていることはいいと思いますので是非参考にしてみて下さい。

特にシンスプリントなどの骨に近い所などの刺鍼は難しく感じますよね。その上効果が出にくかったら苦手に感じる方は多いかもしれません。今回ご紹介しているやり方は再現性も高めなのでオススメです。

運動鍼のやり方

動画はこちらになります

前回ご紹介した運動鍼は鍼を刺して響きを得て運動をしてもらうという鍼の方法でしたが

今回は鍼を非常に浅いところに刺すというやり方になります。

実際の鍼の刺し方の動画を見ていただいたらわかりやすいと思います。

この図でいうとイメージは表皮の部分に刺すというやり方です。

表皮と筋肉に刺さった違いは、鍼を患部に刺して足首を動かしてみてください。

その際、足首を動かした時に鍼が動くと筋肉まで刺さっていると考えてください。

表皮まででしたら筋運動にたいして鍼は動きません。筋肉まで刺さっていたら足首などを動かすと鍼が動きますのですぐわかると思います。

それにされている方は筋肉まで鍼が刺さっているとめちゃくちゃ痛いです。

正しい位置にさすことが出来ればジャンプしても大丈夫です。


ポイントは短鍼で撚鍼でするということです。

撚鍼で鍼の方向などはしっかり狙ってできると思います。

表皮と皮下組織の間に鍼を入れることによりその間の滑走をよくすることにより痛みを軽減します。

撚鍼ですることにより切皮の痛みはなくなりますし、滑走がよくなることにより痛み、可動域ともに格段によくなります。

シンスプリントなどの痛みで腫れが出て表皮の動きが悪い時にこの様な運動鍼で症状が変わりますよ。

静止画でもご紹介していきます。

鍼を刺すときは短鍼を撚鍼で刺入していきます。

撚鍼はなれないと難しく感じることもありますが、意外と簡単にできるようになります。

運動鍼などをするときは非常に便利になりますので習得しておくと便利ですよ。

動画でもご紹介しておりますのでよければこちらもご覧になってください。

圧痛点を目安に鍼を刺入していきます。

運動したときの疼痛部位でも行うことはあります。そこはケースバイケースで行うといいと思います。(曖昧な表現で申し訳ありません)

刺入をしたら足関節を動かして鍼が動かないことを確認しましょう。

鍼が筋層まで刺入してしまうとこのとき鍼が動き痛みが出てしまいます。そうなると筋組織を損傷することもありリスクが高くなるので推奨できません。

鍼が動かなければ多動運動→自動運動→OKC→CKCで運動を広げてください。

まとめ

シンスプリントで困っているアスリートは非常に多いです。置鍼で効果が出ない事も時にはあります。その時には運動鍼なども有効な手段の1つです。

また運動鍼などで動きをよくした後で、パイオネクスや皮内鍼などをしていくとさらに効果は期待できると思います。

是非参考にしてみてください。

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