こんにちは!鍼灸スキルアップ塾の陣内です。
今回の記事は『鍼灸師のスキルアップのツイート集②』です。
1記事目が思いのほか喜んでいただいたので少しずつまとめていきたいと思います。
当チャンネルは視聴者の方々やブログをご覧になっていただいている方々のおかげで運営が出来ております。
簡単なご質問でもどんどん投げかけてください。
TwitterでDMなどしていただくとお答えできますのでよろしくお願いします。
Twitterは気軽にできるのですが文字数が少なく言葉足らずに終わってしまうことが少なくありません。
前回の記事で初めてツイートをまとめてみたら(むしろ補足)思いの外楽しかったので少し続けてみようと思います。
気軽にコメントなんかしてもらうと嬉しいです。
それでは最後までよろしくおねがいします♫
内側広筋のトリガーポイント
膝の痛みに多い内側広筋のトリガーポイント
鍼やその他のアプローチで改善しても膝OAなどの膝疾患では筋力や他の問題も多くすぐにTPが形成されることが多い
TPの改善と運動療法を行うのが肝要 pic.twitter.com/VbKmOsZSTm
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 21, 2021
毎回好評を得ているトリガーポイントに関してのツイートですね。最近新しいスライドを作っていないので作らなきゃですね・・・
内側広筋の関連痛領域は膝の痛みに多い内側の痛みに関係することが多く臨床ではよくアプローチをする部位です。
ただ臨床では刺鍼などをすることによって痛みは軽減することはあっても内側広筋に負荷がかかる構造的問題が変わっていないのですぐにトリガーポイントが形成され再び活性化され痛みが起こることが多いです。
ですのでトリガーポイントにアプローチをして不活性化を促したあとに運動療法で内側広筋などの筋力を取り戻したほうが効果的です。
小胸筋のモーターポイント
小胸筋のモーターポイント
過外転症候群などの場合小胸筋にアプローチをすると思いますがモーターポイントに刺鍼などをすると収縮を促しやすい
パルス後呼吸がしやすくなるのがわかると思います pic.twitter.com/aYbCxrX3Oo
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 21, 2021
モーターポイントは神経が筋腹に侵入する部位および体表からの電気刺激で最も筋収縮が起こりやすい部位や神経の筋枝が筋に入り込んでいく神経筋接合部の密集場所であると考えられています。
もちろん個人差もあるので確実な位置はいえないです。
個人的な感覚として小胸筋のモーターポイントはツボでいうと中府の少し下、烏口突起より3cmほど下に行ったところあたりになります。
うまく筋収縮を起こすことができれば筋の短縮が起きている過外転症候群などのケースでは著効するケースもあります。
まれに喘息の方などで体格いい方などに行うと呼吸が楽になるケースもあります。
広背筋症候群
投球肩などの原因になるいわゆる広背筋症候群
円背や猫背といわれるような姿勢やトップクラスのアスリートで広背筋が発達して柔軟性が少なくなっている場合
肩の症状の原因になっていることもある野球だけではなくオーバーヘッド動作があるスポーツでは広背筋の柔軟性のチェックは重要 pic.twitter.com/p6W0CiHhCP
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 22, 2021
意外と肩肘の痛みの原因になりやすい広背筋の問題
広背筋が緊張が強くなり胸椎の伸展の可動域が狭くなり結果として肩や肘の痛みの原因となります。
野球の指導者がよく言われる『肘の位置が低い』というのも胸椎の伸展が問題で起きていることもあります。
スポーツ障害などをみる場合個人的に大事に思っているのがフォームに問題があるとき果たして技術的な問題でフォームに問題をきたしているのか、身体の可動域、筋出力の問題でフォームに問題を起こしているのかです。
後者であれば私たちが介入をすること改善の糸口になるかもしれません。
距骨前脂肪体の超音波治療
距骨前脂肪体の動きが悪い場合、前面にある前脛骨筋腱、長拇趾伸筋腱、総指伸筋腱を超音波で加温するとアプローチがしやすくなる
脂肪体自体は加温しにくいが腱組織は加温できる
動かす前の下準備として行うと効果的 pic.twitter.com/62BBmT41NW
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 22, 2021
脂肪体は超音波では加温をしにくいので(しないわけではない)周りの組織を温め可動域を広げるのは重要です。
距骨前脂肪体の前には前脛骨筋腱、長拇趾伸筋腱、総指伸筋腱があり滑走不全になると距骨前脂肪体の可動域が狭くなることも多いです。
腱組織は超音波では加温しやすいのでアプローチはしやすいです。
物理療法を選ぶとき、どの組織にはどのエネルギーが効果的かを考えるのはとても重要なことだと思います。
まとめ
今回は12/22までをまとめています。
ほんと順不同でツイートをしているのがよくわかります。
ただまとめるのは私の頭を整えるにはちょうど良さそうです。
まだまだ取り留めもないですが臨床の一助になれば幸いです。