こんにちは!鍼灸スキルアップ塾の陣内です。
今回は『パイオネックスなどの円皮鍼を使ったセルフケア指導』をご紹介をしていきたいと思います。
パイオネックスとかの円皮鍼ってよく使いますか?
施術の後などに使うことも多いはずです。結構結果がよく使い勝手もいいですよね?
でも普通に使っても効果のあるこれらをセルフケアの指導に使える事って知ってました?
患者さんの施術の後などに今回ご紹介しているやり方などをしていただくと普段先生方がされている施術がぐっと効くと思います。
セルフケアの重要性
10080
って数値を見て何を思われますか?ピンときた先生は普段からセルフケアなどを考えてある先生なのでしょうかね!?
10080とは1週間を分計算するとこの数字になります。
多くの先生が来院頻度の促し方として週に1度であったり、2週に1度ぐらいで来院をお願いするときありますよね。
つまり、施術時間をおおよそ1時間だとして、1週間で考えると10020:60の施術以外の時間と施術の時間の割合になります。
当然ですが、圧倒的に個人で過ごしている時間が多くなります。
どの先生でもそうだと思いますが、施術の時間は持っている技術、知識、知恵を振り絞って施術を行っていると思います。
そこで良好な結果でますよね!
しかし、自宅に帰って同じように生活をしてもらうと症状が戻ってしまう方って意外と多くないですか?
それは上記の時間の配分を考えるとある意味当然なんですよね。
施術で症状が改善→日常で戻る→施術で症状が改善→日常で戻る
これを繰り返しながら少しづつ改善していけばいいですが、多くの患者さんは途中でやめてしまうものです。
ここで大事になるのが10020分の使い方になってきます。
つまりセルフケアです。
セルフケアが続かない
かといってもセルフケアをお願いしても続いてやってくれることって少なくないですか?
私が思う続かない理由は
用意するもの
パイオネックスなどの円皮鍼です。
これのみです。
やり方
まず行っている動画をご覧になってください。
やり方を静止画でご紹介をしていきます。
肩を上方から見た図になりますが、緑色で囲った部分に注目をしてみてください。
この部分は僧帽筋と板状筋の境になります。
このように筋肉の作用が相反する筋肉が隣接しているところは、筋の滑走不全が起こしやすく肩こりや痛みの原因になりやすいです。
このような部位を狙っていきます。
施術が終わった後に、このような部位にパイオネクスを貼っていきます。
滑走不全が起きていると指が入りにくい感じがあると思います。
できればそういったところを施術の前に確認しておいて、そのようなところにパイオネクスえお張るようにしましょう。
貼ったらこのようになります。
何か所かはると効果的です。
指でパイオネックスを押圧しながら肩を大きく動かしてもらいましょう。
こうすることによって滑走不全が少しづつ改善していきます。
まずは施術者側が押圧することしてあげて動かしてもらいましょう。
そうすることによって効果がわかりやすいと思います。
次に同じように患者さん自身に押圧をしてもらいます。
この時、押圧の目印がパイオネックスになります。
そして押圧しながら肩を回してもらいましょう。
このようにすると肩が軽くなるのが非常にわかりやすいと思います。
まとめ
今回は『パイオネックスなどの円皮鍼を使ったセルフケア指導』をご紹介しました。パイオネクスなどの円皮鍼は非常にお手軽だけれど非常に効果の高いものです。
そこに押圧を加えることによって効果を出すことができます。この場合は施術ポイントがセルフケアポイントになるのでパイオネックスの効果がかなりでます。
効果が出るセルフケア法は患者さんにとっても継続しやすいと思いますよ!
よければ是非臨床にお役立ててください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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