大円筋のトリガーポイント鍼治療|肩関節障害、五十肩、凍結肩|起始停止

トリガーポイント鍼治療

大菱形筋は肩関節の後方にある筋肉で肩関節障害になると問題を引き起こしやすい筋肉です。

筋緊張があると肩関節の外転、屈曲や結髪動作などに制限がかかります。

 

陣内
陣内

肩関節に問題があるとローテータカフに目がいきがちですが、大円筋に問題があって動きが悪い事も多いです。2nd外旋、HFTなどの動きが悪いとアプローチをした方がいいときがあります。

今回の記事は

  • 大円筋の基礎解剖
  • 大円筋のトリガーポイント
  • 大円筋のトリガーポイントの関連痛領域
  • 大円筋のトリガーポイントの刺鍼法

をご紹介していきます。

 

最後まで宜しくお願いします。

大円筋(だいえんきん)起始停止

まず大円筋の解剖学のおさらいです。

 

起始
肩甲骨の下角
停止上腕骨の小結節稜
神経支配 ‎肩甲下神経(C5・C6)
作用肩関節の伸展・内転・内旋、水平外転
栄養血管肩甲回旋動脈

大円筋は小円筋の下方に位置する筋肉で停止部付近では広背筋と走行がほぼ一致する筋肉です。

一番筋が働くのは肩関節屈曲90°位での内旋です。

陣内
陣内

停止部付近での広背筋と大円筋の違いは肩関節屈曲90°位での内旋運動の時の収縮で触り分けれますよ。

大円筋のトリガーポイント好発部位

大円筋のトリガーポイントのできやすい部位は起始部(肩甲骨の下角)から少し離れた所と広背筋と合流した所ぐらいになります。

 

広背筋と合流した所ぐらいはおそらく滑走不全などもきたしている事も考えられるため非常に硬結も硬く感じやすいです。

 

また停止部に近いあたりでトリガーポイントが形成されているとクアドリアラテラルシンドロームの原因になっていることもあります。

クアドリアラテラルシンドロームについては小円筋の記事に書いてますのでよければそちらをどうぞ見てください。

 

小円筋(TM)のトリガーポイント鍼治療|肩関節障害、投球障害
今回のブログ記事もトリガーポイントについて書いていきたいと思います。第3弾は小円筋です。よければ拙文ですが棘上筋、棘下筋も併せて読んでいただいたらうれしく思います。小円筋は肩関節の後方にあり棘上筋、棘下筋、肩甲下筋とともにローテーターカフを

 

大円筋のトリガーポイントを探す場合のポイント(特に遠位部)はしっかりとした触診です。遠位部は広背筋と合流して分かりづらくなっています。

 

大円筋を把握したら筋繊維に対して90°切るように触って硬結を探すようにしましょう。

 

大円筋のトリガーポイントの関連通領域

次は関連通領域を見ていきましょう。

 

大円筋のトリガーポイントの関連通領域は主に上の図の様になっています。

 

大きく分けて

  • 肩関節の外側
  • 上腕後側、前腕背側

になります。

 

痛みの再現ができる動作は肩関節の内転、内旋です。

大円筋上にある経穴

肩貞(けんてい)穴

肩関節の後下方、腋窩横紋後端の上方1寸

 

大円筋の停止部のトリガーポイントがこのあたりにできやすいです。

ちょうどラテラルスペースあたりですね。

大円筋のトリガーポイントの刺鍼法

実際の大円筋のトリガーポイントの刺鍼の動画はこちらになります。

 

大円筋のトリガーポイント鍼治療|五十肩、四十肩、凍結肩の鍼治療テクニックtrigger point acupuncture Great circle muscle

 

実際の動画を見ていただいた方がわかりやすいと思いますので是非ご覧になってください。

 

 

肩甲骨の下角を触りながら肩関節の内外旋を繰り返し大円筋の収縮を確認します。

 

大円筋の走行をイメージしながら行ってください。

 

陣内
陣内

痛みがある場合は無理をして動かさないでくださいね。

 

走行に対し90°直角に切るように触診しながら硬結を探してみてください。

その中で索状の硬結があれば押圧をして認知覚があるか確認してみてください。

 

あればその押圧の角度と同じように鍼をさしましょう。

写真のような角度が多いです。

停止部付近でもこのような感じです。

 

 

拘縮がある場合はパルスなどもするケースは多いですね。

パルスを流すことによって筋の収縮が起こり、拘縮の改善や予防が期待できます。

 

パルスをする場合、トリガーポイントやモーターポイントを狙うとしっかり収縮して効果が高いですよ。

 

まとめ

大円筋は肩関節の拘縮や投球肩などの動きが悪いときに選択的に狙うとしっかり効果をだせます。

なんにせよ効果を出すためには効果を出すためには解剖学的基礎、スペシャルテスト、評価が大切です。

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