こんにちは!鍼灸スキルアップ塾の陣内です。
今回の記事は『鍼灸師のスキルアップのツイート集⑤』です。
ツイートまとめも今回で5回目です。
最近のブログはどちらかというと自分の為になっているような気がします・・・
どなたかのお役にたっていたら幸いです・・・
思考の言語化は重要ですね!
Twitterは気軽にできるのですが文字数が少なく言葉足らずに終わってしまうことが少なくありません。
補足を含めて書いていくほうがいいかなと思っています。
何かご質問などありましたらブログにコメントやTwitterでDMいただければありがたいです。
それでは今回も最後までよろしくお願いします。
今回は令和3年12/26~です。
椎間関節刺鍼
椎間関節を狙いパルスを行う事で
脊髄神経後内側枝、外側枝などに刺激が加えることによる効果を考えます
脊髄神経後枝は血管と伴走し多裂筋などを栄養、椎間関節の感覚などにも関係し腰痛などにも大きく関係してると考えれます pic.twitter.com/tIlpwj5QOa
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 26, 2021
椎間関節刺鍼で効果が高いことは非常に多くしっかりとした変化が出ます。
これは経験則で多く語られている事象ですがなかなか理論的に機序がはっきりしていないことがあると思います。
華佗夾脊穴(かだきょうせき)なども椎間関節に刺鍼していることもあると思います。
私の中では『脊髄神経後枝は血管と伴走し多裂筋などを栄養、椎間関節の感覚などにも関係し腰痛などにも大きく関係してる』ここが大きく関与していると思います。
ここについて詳しく解説しているのがこちらの記事になっております。
有料になっていますが見ていただくとより理解が深まると思います。
セラバンドを用いたKnee In予防
母趾にバンドを挟ませる事により内側の縦アーチを維持させながら運動
いわゆるknee inにならないようにさせるのがポイント
あれこれ言わず運動をさせる時なるべくポイント点が少ない方がいいと個人的には思う pic.twitter.com/woAjbF391P
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 26, 2021
これは当院で行っている運動の一つなのですが、拇趾球の下にセラバンドを置いてしっかり踏むことで内側縦アーチに意識をしてもらい膝を屈伸してもらいます。
内側の縦アーチを意識してもらうことによりオーバープロネーションが起こらないようにします。
これによってKnee inを起こさせないようにします。
運動指導をするとき注意ポイントが多くなると指導される側は意識するところが多いと散漫になるためにかえってうまくできないことがあります。
運動指導のポイントはポイントを絞るということかもしれません。
クロスサポートメカニズム
クロスサポートメカニズム
後脛骨筋と長腓骨筋が舟状骨と立方骨を外側から引き寄せてアーチを保持この《引き寄せる》作用により後足部の安定に寄与する
エラーが出るとカーフレイズなどがうまく出来なくなるので評価が出来る pic.twitter.com/KBl4xrgHlI
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 27, 2021
クロスサポートメカニズムは後脛骨筋と長腓骨筋が各々の停止する手前でクロスして足部の剛性を高めている働きを指しています。
内外側から足部を包み込むような走行で協調運動により、回内回外の制限、後足部の安定、アーチの引き上げなど足部、距腿関節の安定には重要な役割を果たします。
ここの働きがうまくいかないと足部の安定性が悪くなりカーフレイズなどの際うまく運動ができなくなることが多いです。
胸郭の運動
アスリートなどの腰痛では様々なエクササイズがあるが高齢者などでは難しいものが多い
下部胸郭の拡大で多くやっているのがシルベスター法で下部胸郭にタッピングを入れ動きを誘発する事
骨密度をなど伺い胸椎の伸展で圧迫骨折を出さないように留意する pic.twitter.com/YPTOKnXAYk
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) December 27, 2021
前回の記事でご紹介していました腰椎の後弯の場合のほとんどが胸郭の動きが制限されていることがほとんどです。
前回の記事はこちら
胸郭が動かなくなり努力吸気をする筋が優位に動き始めると最終的に上位交差性症候群のような姿勢になることが多いと私は考えており、下部胸郭の拡大は非常に重要だと思っております。
若年層でも下部胸郭が固くいわゆる猫背といわれるような姿勢になっている方も多く下部胸郭の動きを出していくのは大事です。
高齢者になると骨密度などの問題もあり脊椎の伸展動作を誘導しながらの下部胸郭の運動は圧迫骨折を誘発する可能性もあるため注意が必要です。
私の場合であれば側屈をさせながら下部胸郭にタッピングをして吸気で下部胸郭の拡大を意識してもらいます。
もう少し可動性がある方ならばシルベスター法(肋骨骨折時などで行う両側の肩関節の屈曲をしながら吸気をする運動)をしながら下部胸郭のタッピングを行い胸郭の拡大を誘導していきます。
腰痛や肩こりなどの症状に対し下部胸郭が動き始めると症状の軽減をすることは多いのでアプローチの一つとして頭に入れておきたいです。
下部胸郭の運動鍼とタッピングをご紹介している動画はこちらになります。
まとめ
今回は12/27にまでのまとめ記事になっています。
今回の記事も少しでも誰かにお役に立てれば幸いに思います。
鍼灸師も積極的に運動療法を取り入れていくことによってさまざまな慢性痛などにも効果は高くなると思っています。ぜひ運動療法も取り入れてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。感想なども書いていただいたらめちゃくちゃ嬉しいです。
質問などはTwitterなどでDMいただけたらと思います。
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陣内由彦(じんのうち よしひこ)
@jin_anzu
【職業】
鍼灸整骨院経営
【保有資格】
鍼灸師
柔道整復師
【主な活動】
各種学生スポーツにトレーナーとして帯同
セイリン公式セミナー講師
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YouTube鍼灸大学校臨時講師