腰の運動鍼|ギックリ腰などの一手におすすめ

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今回は運動鍼についての第6弾『腰の痛みの運動鍼』です。

過去の運動鍼の記事はこちらになります。

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運動鍼シリーズも今回で第6弾になりました!

当ブログでもよく見て頂いてますしYouTubeの方もUPするとよく見ていただいています。

効果の高さと再現性の高さで注目されているのかなと思います。

是非最後までよろしくお願いします。

目次

腸腰筋の運動鍼

今回の運動鍼で狙う対象になる筋は『腸腰筋』です。

腸腰筋はご存知の通り大腰筋、腸骨筋、小腰筋(一部の方は欠損しています)で構成されます。

腰部のインナーマッスルですがスタビリティマッスルではなくモビリティマッスルです。

モビリティマッスル=体を動かすことがメインの筋肉
ですのでぎっくり腰などの急性腰痛などの時の原因筋にもなり得やすい筋肉です。

ぎっくり腰の時置鍼して動いてもらう時痛みがきつい時ありますよね!?

鍼灸師なりたての時焦りますよね?

ぎっくり腰の時少しづつ動かしながら施術していくことも上手く行く秘訣ですよ!

ですので運動鍼はかなりおすすめですよ。

鍼の刺入ポイント

鍼の刺入は棘突起を目安にします。

棘突起を目安に外方3横指程のところを狙っていき奥まで行くとぐっと硬い組織に当たると思います。非常に固い人はタイヤのようなゴムに当たったような感覚があると思います。

腰の運動鍼のやり方

実際の行っている動画はこちらになります。

鍼の流れもありますのでお時間がある場合は動画も是非ご覧になられてください。

今回使う鍼は2寸の3番鍼を使います。
身体の大きさに合わせ鍼は2寸から3寸5分まで使い分けます。
長い鍼を使うので、脳貧血だけは必ず気をつけてください
声掛けで状態確認を行いましょう。
段差などを利用して鍼を打っていきます。
健側の足を段差などに上げた状態で先ほどご紹介した鍼の刺入点に鍼を打っていきます。
棘突起の高さは痛みの一番ある高さで行うようにしてください。
直刺で打つと横突起に当たると位置が若干違いますので刺入点を変えましょう。
大腰筋に当たると先ほども言ったように硬いゴムに当たった感覚があります。
その時認知覚を感じるときがあるので確認しましょう。
認知覚があると効果が高いときが多いです。
認知覚や響きが得られたら一度鍼を浅いところまで引き抜きましょう。
引き抜くのが浅いと動いてもらう時に痛みを感じるので表皮付近まで抜くようにいましょう。
筋膜まで刺入している状態になると運動をするとかなり痛いですよ。
上の図を見てイメージしましょう。
皮下まで抜いたら運動をしてもらいます。
動画では段差を上ってもらっています。他にも痛みがある動きなら何でもいいので動いてもらいましょう。
痛みが軽くなったり可動域が広がったことが確認できたらもう一度刺入します。
もしくは痛みを感じる位置で止まってもらい再刺入します。
この操作を何度か繰り返します。
また痛みの位置が変わる場合もありますので、刺激量を鑑みながら鍼をしていきましょう。

まとめ

ぎっくり腰の患者様にとって動けるようになっている感覚は安心できる材料になります。『楽になっている』という感覚をお互いで共有できることが速く症状を抑えるためには重要なファクターです。

その中で運動鍼は再現性、即時性も高くリスクも少ない手法だと思っています。

是非普段の臨床にお役にたてればと思っております。

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Youtubeの更新の方が速いのでチャンネル登録をしていただけると嬉しいです!
よろしくお願いします。

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